2019.05.02
令和最初のブログ投稿です!
5/1に令和元日、テマリシャス西荻窪では緊急企画で令和手まり初め大会が開催され、松本の手仕事商會すぐりさんでは、400点の手まり展示と手まり体験ワークショップが開催されました。
平成最後を楽しむ様子は、大晦日のようでした。平和に平成が終われたことに感謝して、令和の時代にも戦争のない和やかな時代になってほしいです。
さて、本題。
家庭画報が本日から6月号が発売されました。今月のテーマは「紫陽花」。
紫陽花の花は幼い頃から身近にありました。実家の小さな庭には、白の四葩の額紫陽花がありました。顔ほど大きくなる花を花束にして学校に持っていくのが大好きでした。
大人になってもヨーロッパでも紫陽花は頻繁に見ました。世界で愛されている花と初めて知りました。英語では、hydrangea ギリシャ語で水の器。その名の通り、水が大好きな花。どうしても人々は疎ましく思ってしまう梅雨の季節なのに、紫陽花は雨を楽しみにしています。
七彩の 四葩の鞠を 積み重ね
富岡 風生
今回も、山西先生の選句はとても素敵でした。
「七彩」は七種の色、転じて美しい色採りをいい、「四葩(よひら)」は紫陽花の別名。
鞠も句に入っていて手まりのように美しい彩りで咲く、紫陽花のかたまりが容易に目に浮かびます。
七、四と数字が重なっているところもなんと美しい楽しい句なのでしょう。
俳句が選ばれる前に実は手まり作りは始まっているのですが、紫陽花の花びらの四葩(よひら)を意識して一筆書きの模様を作っていました。この句をみてびっくり。四葩の別名もこの俳句から知りました。
四枚の小さな萼が集まる様子から「家族団欒」の象徴と言われる紫陽花。紫陽花の季節ももうすぐ始まります。紫陽花のようにテマリシャスの草木染めの色々が咲き、いろんな人が集まる場にテマリシャスがなれることを願っています。
あと少しゴールデンウィークが残っていますね。素敵な時間をお過ごしください。
また来月号をお楽しみに。