#nonatabigram デンマークの草木染めワークショップ G-ULD にて Vol.1

#nonatabigram デンマークの草木染めワークショップ G-ULD にて Vol.1

様々な国の人が集まり、一緒に自然のなかで草木染めを泊まりがけでするワークショップがあると知ったのはインスタグラムからだったと思います。それがデンマークにあるG-ULDの草木染めワークショップでした。もうそれは私の理想的な姿の草木染めをする場所でしかありませんでした。

その後、アメリカのNYで手まりワークショップをした際に、そのワークショップに実際に参加した方が偶然にもいらっしゃったんです。それでその話でとっても盛り上がって、参加した様子を教えてくれて、梨佳は絶対に行くべきよって言ってくれたのをよく覚えています。アメリカからデンマークにわざわざ参加するんだ〜と。国境を簡単に超えて好きなことをするんだな〜と。自分も日本からアメリカに手まりを教えに行っておいてなんですけど驚きました(笑)

その後、コロナの時代に突入してしまいデンマーク渡航の機会を逃しておりました。

今回参加することができたのは、ひとえにNONAが2周年を無事に迎え、私が留守にしてもしっかりと仕事が進みお客様に迷惑をかけることがない体制になってきたことも大きく、スタッフには心から感謝しています。

 G-ULDのワークショップは夏のほうが人気なのか募集がかかったらすぐに満席になります。それで、今年6月の募集を見た時、「決断の時がきた!」とドキドキしたのを覚えています。というのも私も「母ちゃん業」をしていますし、たくさんのことに関わっているので去年の年末辺りはまだまだ渡航が難しい時期だったので判断するのは勇気が要りました。でもな〜んとなく「行かないといけない」という感覚が湧いてきておりました。

結論からいくと、このタイミングで「行ってよかった」。

新しいことを始めようとすると将来が見通せない時期というのはいつでも訪れると思うのです。そこで「行かない」「行く」を「決める」ことで未来を変えていくんですね。正直、どちらの決断でもいいのですが、その決断を後悔しないために行動していくのでどちらの決断も正解になる気がします。

G-ULDの場所を直前まで知らなくて、コペンハーゲンの近郊と勝手に思っていましたら、結構な距離がありました!それでコペンハーゲン空港ではなく、最寄りのレゴランドで有名なBILLUND空港に降り立つことにしました。良い機会なので是非デンマークの地図を見てみてくださいね。

初日は、夕方にそれぞれ近所のB&Bに振り分けられた宿にチェックインして、その後、G-ULDに集合します。15名の参加者はほんとうに色々な国から来ていました。フランス在住のオランダ人、オランダ、ドイツ、ノルウェー在住のイギリス人、シェットランドから、カナダ、イギリスから。友だち同士、母娘の参加もいました。

オランダやドイツからは、キャンプしながら来ている人もいて、もう1人は彼氏は近くでキャンプしながら待っていて、そこからモペット(バイク)でやってきたわとか、さすがは、陸続き!ノルウェーからも車で来ていましたね。フェリーで帰るって言ってました。私もイギリス留学以来、こんなインターナショナルな環境で学ぶのは久しぶりです。

4日間で72色の毛糸をチームワークで染め、小さなカセをつくって帰ります。ご飯も全食ついていてG-ULDで食べます!

私には草木染めしかしない夢のような4日間!4日間で72色!はとっても価値がある内容です。普段、コットンがメインで染めているので、ウール染色、発色、取り扱いなどとても興味あるものでした。

初日から、早速、自己紹介と講義と染めの媒染準備と染めの下準備がありました。

カナダからのメンバーと私は時差ボケもあり、ここからは眠くて眠くて・・・2人で目を合わせながら、笑いながらも・・・ウトウト・・・。初日一番辛かった〜〜(笑) 

また次回のブログでは、ワークショップの様子を紹介しますね。

 

G-ULDがある場所はとても自然の多い素敵な場所です。

B&Bからみんなで一緒にG-ULDへ。看板もないんです〜。

夕日が当たっているG-ULDのSHOPと染め場とインナーコート。

 

G-ULDの素敵なSHOP♡ 誘惑いっぱい。

NONAの100倍?の広さ??

草木染め仕込みのお手伝いの猫ちゃん。まったく糸にいたずらはしなくて人懐っこい。

こんなカラーを作る4日間になります。ワクワクMAX!

 

G-ULD

アンとルイーズの2人が始めたデンマークの伝統的な草木染めを伝え残す毛糸メーカー。年に2回インターナショナル草木染めクラスを開催している。

https://www.g-uld.dk/ 

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