#nonatabigram  デンマークの手しごと学校を訪ねて vol.1

#nonatabigram デンマークの手しごと学校を訪ねて vol.1

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。この蒸し暑さは毎年厳しくなっている気がしますね。梅雨明けまであと少しでしょうか。

手まりの教室でもなかなか会えない生徒さんも多くて、この6月に久々にヨーロッパに行った内容をブログにまとめて紹介しようと思います。インスタグラムでは、#nonatabigram で旅の様子が見れるようにします。

まとめるといってもなかなか長文になることあらかじめお詫びしておきます!

 

デンマークに行かれたことはありますか?ヨーロッパに住んでいたのですがデンマークに行く用事も当時はなくて行ったことがありませんでした。なので今回デンマークについて色々と調べ現地に行くことができたこと嬉しく思っています。何歳になっても新しいことを学ぶことはとても楽しいです。

この仕事を始めてから、何度もデンマークに手工芸学校に留学した人の話を聞いたり、出会ったりすることがあり、ずっとその学校の存在が気になっていました。

フォルケホイスコーレという言葉は聞いたことがありますか?この学校のシステムにもとても興味があって行ってみたかったのです。

Folkehø jskole

フォルケホイスコーレとは、デンマークを中心とした北欧独自の全寮制の学校で英語だとFolk High School 。元々国民の民主主義的思考を育むために作られました。17歳以上であればだれでも入学することができ、高校卒業後のギャップイヤー(大学に入るまでの期間)で利用する若者から、キャリアの見直しを目的で来る大人まで、様々なバックグラウンドを持つ人が集います。上記リンクのサイトによると主に18歳から24歳が多いようです。単位、成績などが一切ないのが大きな特徴で、自分の興味関心にしたがって学ぶことができるのがフォルケホイスコーレ。毎日寝食を共にする共同生活が特徴的で、これはイギリスのボーディングスクールからアイデアを得られたようですが、全く違う内容の教育となっています。共同生活での対話から育まれる民主主義が、多種多様な個性が生かされるデンマーク社会を作っていく。フォルケホイスコーレは、そのうちの何校かが各国から留学生を受け入れています。

私が訪れた学校は skals højskolen for design og håndarbejde

日本人にも人気で卒業生がたくさん、この学校は18歳から24歳が中心には見えず、もっと落ち着いた年齢層が多い気がしました。

お恥ずかしいことに、デンマークのことを知らなさ過ぎました。国土は九州とほぼ同じ。本土はドイツと陸続きのユトランド半島と首都コペンハーゲンがあるシェラン島、フュン島の3つがメインですが、大小406の島からなる本土とフェロー諸島、グリーンランドで構成されています。デンマークは小さいとどなたかが言っていたのでてっきり全ての情報は、コペンハーゲン中心に集まっているのかと思って調べ始めたら、手工芸の学校もコペンハーゲンとは全く違うユトランド半島にあることが判明!移動も電車でコペンハーゲンからは5時間はかかるとわかりました。

プランを練り直し、草木染めのワークショップをまず受講し、そのあと、手工芸の学校にいき、その後、コペンハーゲンに行くことにしました。私が参加した毛糸の草木染めのワークショップについてはまた詳しくお話しますね。

さて、電車を乗り継ぎユトランド半島のAarhus経由でViborgという小さな街につきました。電車もスケジュール通りに来ない!急に予定されていたプラットフォームに来ない!と海外あるあるの経験をスーツケースを持ちながらなんとか辿り着きました。

初めての街、何が起きるかわからないので日が明るいうちに着くことは目指してAirbnbで確保したお部屋に辿り着いて一安心したのはいいのですが、まぁ鍵が開きません!!!

みなさん、海外の鍵開け、閉めって本当にすんなりいかず苦戦します。経験ありませんか?

最初の就職がドイツでドイツに着任したときに最初に教わったことが実は「鍵」についてでした。「鍵」には苦労するからと。丁寧に教えていただいたのを思い出します。

イギリス、ドイツ、チェコのドアはわかったつもりでいましたが、デンマークの鍵、参りました、完全に降参しそうになりました。

上にドアノブを上げてから開ける、閉めるもいまだにどうやって出来たのかわらかないほど・・・みなさま、鍵の扱いご注意ください。(現地の人に習うのが一番です。)↓いたって普通に見える鍵!!でも開かないんです・・・。

さて、Viborgの街からSkals (学校のある場所)までバスで行けることがわかり、チケットをオンラインで買って、バス停もチェックしてその日はゆっくりして翌朝行くことにしました。

デンマークで便利だった乗り換え検索アプリは、下記のもの。そこから直接チケットが買えるサイトに飛べます。こういうアプリにずっと助けられてました。なかなか現地にいくまで仕事が忙しくてアプリを調べ始めたのは実は現地について空港から。必要に迫られたら色々と調べるものです。

Rejseplanen

https://www.rejseplanen.dk

 

次回、Skalsにある手工芸学校の様子を書きます!ではでは〜!

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