6月7日ブティック社発行『コットンフレンド夏号』の手まりの時間に夏の手まりを提案いたしました。
ちょうど梅雨の合間に真夏のような日差しの今日。麦わら帽子がよく似合う季節になりました。
この撮影をした時はまだNONAのアトリエに引っ越したばかり、1階はペンキが塗り終えたぐらいで、大工さんが持ってきてくれていた合板を机に、撮影を決行!
お引っ越しのドタバタにお付き合いくださったコットンフレンド編集部のみなさま、そして、スタイリングのHALちゃん、改めてありがとうございます!
さて、夏といえば、何を思い出しますか?
九州の海辺で育った私は、海が時々恋しくなります。
海が近くなかったドイツ西部に滞在していた時、ドイツの海を見に行きたい!と思い立ち、ドイツ北部に車を走らせて北海を見に行ったことをふと思い出しました。北海周辺の海辺のドイツの街は北欧の雰囲気もあって、とても落ち着いていたのを思い出します。
さて、「網干(あぼし)文様」これは、魚を獲る際に必須道具の網からおこされたパターン。生活に身近にあった網を編む仕事。そんな海辺のてしごとを思って夏手まりをつくりました。
上述の通り、北部ドイツの北欧近くの海辺のイメージだったのですが、スタッフには「漁村手まり」と名付けられております。
草木染め糸のテーマは藍。
海の深さ、奥行きを感じる藍染の糸は納得がいくまで、染師と話し合い仕上げました。パッと見以前から作っていた藍染のグラデーションと同じと思われますが違いを使って感じとって欲しいと思います。
この手まりは藍色と遊んでもらいたくて、シンプルな色合いに仕上げました。
みなさんには、ぜひ藍色で遊んだあとは、カラフルなそれぞれの夏手まりに仕上げていただけたらと思っています。
作り方のプロセスもとっても詳しく書いてあるので、ぜひご自宅で作ってみてください。大きくしても可愛いですよ。
コットンフレンド夏号
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NONA SHOP
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